平安武久 八号「総裏兜 紺中白」特別仕立て
商品コード: tango-36
京都、平安武久作の小振りな兜に、本表装の屏風をあわせたセットです。
正絹(シルク100%)の組紐で編み込まれた兜。背面は紺色の紐の間に白を入れた「紺中白」という編み方になっています。鍬形(くわがた)の羽毛の柄は手作業で、外側のラインに沿って美しく打ち出されています。兜上部の頭の部分(鉢)に取り付けられたツブツブの金物、「星」には、下地にシルバーの「座金(ざがね)」が挟まれており、非常に豪華な仕立てとなっています。
背面の小札は鉄に金箔押し、鍬形(真鍮製)や飾り金物(銅製)は純金メッキです。
足元の唐櫃(からひつ)は本漆の「曙塗り(根来塗と表記されていますが、曙塗りも根来塗り技法のひとつです)」で、赤漆を塗った上に黒漆を塗り重ね、下地の赤を研ぎ出すことで不作為的な赤と黒の模様が浮かび上がります。
▢屏風 (素材:和紙、表具裂、金粉他)
和紙の上に型をのせ、吹き付けで山を描いた屏風。やや峻険な山は初夏らしくグリーンで。山の麓には砂子をもちいた霞がたなびきます。
折れ曲がる部分には紙蝶番(かみちょうつがい)が施されており、長持ちする仕立ての本表装になっています。周囲の黒枠も、屏風を長持ちさせるためのものです。
▢弓太刀 (素材:木製品、竹製弓、籐、鷹羽根、合金他)
大阪製の弓太刀です。弓は竹で作られており、籐が巻かれています。矢羽根は天然の鷹羽を使用していますので、こちらも一点ずつ大きく模様が異なります。合金製の太刀には細かな柄が立体的に作られています。鞘の部分は刀とは異なり、儀式の際に使う太刀のデザインで製作されています。
※サンプル写真の菖蒲飾りは付属しておりません。
※出来るだけ実物に近い色味で撮影していますが、実際の商品と色が異なって感じられる場合がございます。ご理解のうえ、お求めください。
※矢の羽根の模様は、天然物のため大きく異なることがあります。
※サービス品として〈陣羽織〉〈オルゴール付き名前札〉〈高坏〉〈毛バタキ手袋〉が付属します。陣羽織のデザインは予告なく変更することがあります。
※陣羽織は洗濯できません。
※配送日のご指定がございましたらお申しつけください。
※お祝い熨斗のお名入れも可能です。お名前を別途お申し付けください。
【お飾りになるときの注意事項】
・直射日光をさけてお飾りください。
・エアコンの風が直接当たる場所はホコリがたまりやすくなります。ご注意ください。
・兜のクワガタの左右にご注意の上、丁寧に挿し込んでください。
・兜の房などにはビニールが巻いてあります。紐のクセが付きにくいようにするためで、取り外してお飾りください。収納時、同じように紙などで巻いていただけるとクセが付きにくくなります。
【収納時の注意事項】
・収納時には人形用の防虫剤をご利用ください。
・付属の毛バタキを使ってホコリを落としてください。
・金属、紙に触れる際には手袋をご利用ください。
・防虫剤は脇飾り、毛氈にも必要となります。
ご不明な点がございましたら大西人形本店までお申し付けください。
▢サイズ
毛氈:幅約80cm
毛氈をのぞいた全体:幅約65cm × 奥行き約35~40cm × 高さ約45cm
▢仕様
兜:平安武久(京都)
屏風:片岡屏風店(東京)
弓太刀:大阪
毛氈:京都