大西人形本店

羽子板飾り

  羽子板、羽根つきの語源ははっきりしたものがありません。室町時代末期の一条冬良(ふゆら)という人の書物に「蚊に食われないためのまじない」という説がありますが、お正月の遊びとして定着していた羽根つきの意味としては弱いところがあります。羽子板という言葉については江戸時代中頃以前には「こぎのこ」と呼ばれていたようで、当時の江戸で「羽子板」と呼ばれ始めたようです。この「羽子」も諸説ありますが、「羽根と子木板」が組み合わさってできた言葉ではないかと考えられています。

羽根の頭に木蓮子(もくれんじ)の種をつけたものを、板で突き上げる羽根つきは女児の間でたいへん流行し、当時流行の人気女形の姿を押絵で施した豪華な羽子板はお正月の遊びとしてだけではなく、室内の縁起物として飾られるようになりました。女の子の初めてのお正月のお祝いに無事な成長を祈って贈られています。
羽子板ケース飾り「梅の寿」

羽子板ケース飾り「梅の寿」

正絹絞りの押絵羽子板を桑塗のケースに飾りました。まりは手作り絹まりです。高さ44cmと小ぶりな羽子板飾りです。
3万円程より各種

羽子板ケース飾り「金雲錦」

羽子板ケース飾り「金雲錦」

羽子板はお好きなものをお選びいただけます。写真は正絹の押絵羽子板を入れて6万円程です。

羽子板飾り「つづみ」豊山作

羽子板飾り「つづみ」豊山作

上質な羽子板は、飾りはなくてもそれだけで床の間やリビングでお正月を演出します。床の間にお花と一緒に飾ったり、お玄関先にお鏡餅と並べてもきれいです。
3万5千円程より各種

羽子板飾り「蓬莱羽子板」

羽子板飾り「蓬莱羽子板」

京都や宮家ではお祝いの席に「島台」という白木の台に松竹梅鶴亀などを飾った白木の台を飾ります。本品はお正月用に羽子板に松竹梅を飾り島台に見立てました。 初釜のお席に飾っても上品な羽子板飾りです。
9万8千円より

羽子板掛け飾り「香梅」

羽子板掛け飾り「香梅」

羽子板はお好きなものをお選びいただけます。羽子板を手に取ることができますので、お子様は喜ばれます。しまうのもかさばりません。
正絹押絵の羽子板をつけて。

羽子板屏風飾り「優和」

羽子板屏風飾り「優和」

ガラスがないので安全で、しまうのにもかさばりません。羽子板はお好きなものをお選びいただけます。正絹絞りの押絵羽子板で。